大手ネット証券の楽天証券では「IFAコース」を設けている。
IFAに相談しながら取引や資産運用を進められる口座だが、どういった利点があるのだろうか。
本記事では、楽天証券のIFAコースの特徴や利用するメリット、手数料体系を解説していく。
インターネットコースとの違いやIFAコース利用時の注意点も併せて解説していくので、ぜひ本記事を参考にIFAコースを利用すべきかどうかを検討しよう。
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楽天証券のIFAコースとは?利用するメリット

楽天証券では通常のインターネットコースとは別に「IFAコース」が用意されているが、どのようなサービスなのだろうか。
ここではIFAコースの基本的な特徴や利用するメリットを紹介する。
IFAコースとは
楽天証券のIFAコースとは、契約したIFA(金融商品仲介業者)に相談しながら取引できる口座のことだ。
通常の取引を行う「インターネット口座」とは別に「IFA口座」が用意されており、担当者に相談しながら取引を進められることが特徴となっている。
野村證券や大和証券などの対面型の証券会社であれば、専任の担当者が商品提案や売買タイミングの助言などを提供してくれるが、ネット証券には原則としてそういったサービスはない。
インターネットコースでは取引は原則として自分で行い、投資に関する個別相談は受け付けていない。
担当IFAに相談しながら資産運用を始めたい場合は、IFAコースを選択肢として検討しよう。
IFAとは
IFA(Independent Financial Advisor)とは「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも呼ばれる専門家である。
特定の金融機関には所属せず、独立した立場から顧客の資産運用の支援を行うことが役割の専門家だ。
日本では、IFAは「金融商品仲介業者」として登録を受け、金融商品の提案や売買の媒介等を行う。
特定の金融機関の従業員ではない立場で、顧客の意向に沿った商品提案や取引の仲介等を行える点が特徴となる。
海外では、資産形成の相談先としてファイナンシャルアドバイザーを活用する例もある。
近年は日本でも広がりを見せており、金融庁の「金融商品仲介業者登録一覧」(令和8年1月31日現在)では、全業者数は685業者となっている。
今後の拡大にさらなる期待が寄せられる職業だ。
IFAコースの個別相談のメリット
IFAコースで個別相談を行う場合、以下のような利点を得られる。
- ライフステージに沿った投資助言を提供してもらえる
- 最適な商品の組み合わせの提案を受けられる
- 長期的なサポートを受けられる
IFAは「投資のゴール」を共有した上で、ライフステージに寄り添った投資助言を提供する。自身の人生設計に合わせた投資戦略を提案してもらえることが魅力だ。
また、IFAは株式や投資信託、債券、ラップなどの幅広い商品ラインナップから最適な組み合わせを提案してくれる。
特定の金融機関に在籍していないため営業方針に縛られることもなく、本当に自分に合った商品の提案を受けられることが魅力だ。
金融機関の人事異動の影響を受けにくいこともあり、同じ担当者と中長期にわたって資産運用を相談しやすい。
次世代に資産を引き継ぐための支援にも対応しており、長期目線での運用サポートを受けられることが利点だ。
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楽天証券IFAコースの手数料体系

IFA口座で発生するコストは、主に取引に伴う手数料等である。相談の進め方や費用の有無は契約するIFA法人のサービス内容によって異なる場合がある。
IFAコースで主に手数料が発生するのは以下の取引を行った場合である。
- 国内株式
- 外国株式
- 投資信託
- 外国為替
IFA取扱口座では、契約内容に応じてIFA口座専用の手数料コース(コースA/B/Cなど)が適用され、インターネット口座とは手数料体系が異なる。具体的な手数料は契約するIFA法人やコースによって異なるため、事前に確認しておこう。
また、IFAに相談せずに自分自身で注文した場合も、IFA口座専用の手数料が適用されるため注意が必要だ。
また、楽天証券では「管理口座コース」と呼ばれる残高連動型の手数料体系を設けている。管理口座コースは、有価証券等の評価額の合計額に1/100を乗じて365日で除した額(年率1%相当)に消費税を加えた基本手数料が発生する。
預かり資産が増えるほどIFAの報酬も増えるため、顧客とIFAが同じ目標に向かって資産の増加を目指せる手数料体系である。
手数料体系を理解した上でIFAコースを利用すべきかどうかを検討しよう。
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楽天証券のIFAコースとインターネットコースの違い

2つのコースには以下の違いがある。
- サービス内容
- サポート体制
- 手数料
それぞれの違いを確認しておこう。
サービス内容
インターネットコースでは、以下のような商品を取り扱っている。
- 国内株式
- 米国株式・海外ETF
- 中国・アセアン株式
- 投資信託
- 楽ラップ
- 債券
- 先物・オプション
- 楽天FX
- 楽天CFD
- 楽天MT4CFD
- バイナリーオプション
- 外国為替
- 金・プラチナ
インターネットコースでも幅広い商品に投資を行えることが特徴だ。
IFAコースでも原則として上記のようなサービスを利用でき、加えてIFA口座専用の商品・サービスとして以下のようなものが提供されている。
- IFA専用ラップ
- IFA口座専用の債券
- 管理口座コース
- 家族信託
- 贈与手続サポート
- 投信定期売却サービス
さまざまな専用商品・サービスを提供していることがIFAコースの特徴だ。
サポート体制
インターネットコースでは、口座開設の手続きや投資先の選定、売買タイミングの見極め、取引をすべて自分で対応しなければならないことが特徴だ。
問い合わせ窓口などに不明点の質問は行えるものの、投資に関する個別相談(投資助言)は受け付けていない。
IFAコースでは、担当IFAに運用相談をしながら取引を進められる。
投資先の選定や売買の考え方、商品選びなどを相談できるため、投資初心者でも取り組みやすいことが特徴だ。
自分で投資判断や取引を進めたい方はインターネットコース、相談しながら進めたい方はIFAコースを検討するとよい。
手数料
前述の通り、IFAコースはインターネットコースと異なる手数料体系が設定されている。
IFA口座ではインターネット口座とは手数料体系が異なるため、取引内容によっては負担が増える場合がある点に注意が必要だ。
IFAコースでは相談体制がある分、手数料コースや取引内容によってコスト構造が変わる。事前に手数料体系を確認した上で利用を判断しよう。
事前に手数料体系をチェックし、相談体制やサービス内容とコストのバランスを踏まえて判断しよう。
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楽天証券のIFAコースを利用すべき人とは

ここまでIFAコースの特徴を解説してきたが、どんな人が利用すべきなのだろうか。ここでは、2つのコースのそれぞれについて利用すべき人の特徴を解説していく。
インターネットコースの方が向いている人
インターネットコースは以下のような人に向いている。
- 自分で投資判断を行いたい人
- 極力コストを抑えて運用したい人
インターネットコースは基本的な投資判断を自分で行う必要があり、投資に関する個別相談(投資助言)は受け付けていない。
自分で投資判断を行えるだけの知識・経験があり、自由に取引したい人にはインターネットコースがおすすめだ。
また、手数料はコースや取引内容によって異なるため、事前に確認して比較しよう。
できる限りコストを抑えて資産運用を行いたい人は、インターネットコースを利用すると良いだろう。
IFAコースの利用が向いている人
IFAコースは以下のような人に向いている。
- 専門家に運用相談をしたい人
- 残高連動型の手数料体系(管理口座コース)を検討したい人
IFAコースでは、担当IFAに相談しながら取引や資産運用を進められる。
専門家が自分に合った投資戦略を構築し、最適な商品を提案してくれることが魅力だ。
運用相談をしながら取引を進めたい人には、IFAコースの利用を検討しよう。
また、楽天証券では預かり資産残高に連動した手数料体系として「管理口座コース」を用意している。
取引回数ではなく預かり資産残高をもとに基本手数料が算出されるため、長期の資産形成を前提に相談しながら運用したい場合の選択肢となる。
残高連動型の手数料体系も含めて検討したい方はIFAコースを利用しよう。
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IFAコースを利用する際のポイントと注意点

次に、IFAコースを利用する際のポイントや注意点を解説していく。効果的にサービスを活用するためにも、それぞれのポイントを頭に入れておこう。
長期的な信頼関係の構築が重要
IFAには大切な資産の運用を任せることになるため、お互いの信頼関係の構築が重要となる。
二人三脚で資産運用のゴールに向かっていくためにも、お互いに信頼できる関係性を築くことが大切だ。
金融機関の人事異動の影響を受けにくいこともあり、同じ担当者と長期にわたって相談を続けやすい。
相談内容に応じて、資産承継も見据えた運用の考え方を整理しやすい点も特徴だ。
しかし信頼関係が築けていないと本音で話すことができず、提案される投資戦略もニーズとマッチしないものとなる可能性がある。
また、定期的に行う面談自体がストレスになってしまう恐れもある。
きちんと信頼関係を築くためにも定期的に面談を行いながら自己開示を行い、心の距離を近づけていこう。
手数料が高めになる可能性がある
IFA口座ではインターネット口座と手数料体系が異なるため、取引内容によってはコストが高くなる可能性がある点に注意が必要だ。
インターネット口座とIFA口座では手数料体系が異なるため、想定する取引スタイルに合うか比較しておこう。
IFA口座ではIFA口座専用の手数料が適用されるため、コスト面の影響も踏まえて検討しよう。
取引回数が多い場合は手数料負担が大きくなりやすい。自己判断で注文する場合もIFA口座の手数料が適用される点に留意しよう。
手数料が高くなってしまう可能性がある点を考慮し、金融商品の売買頻度を検討しよう。
IFAの質や提案内容にばらつきがある
複数のIFA法人と提携しているため、担当者によって提案のスタイルや得意分野に違いが出る場合がある。自分の相談したい内容に合うかどうかを意識しておこう。
一口に「IFA」と言っても、金融業界での経験年数や保有している資格、提案スキルはアドバイザーごとで違う。
豊富な経験を積んだベテランもいれば、まだIFAとしての実績が少ないアドバイザーもいる。
提案スキルが低い担当者に当たってしまい、自分に合わない投資戦略を提案される可能性がある。
また、アドバイザーによって得意分野が異なっており、自分の相談したい内容と得意分野がミスマッチとなってしまうケースも少なくない。
自分と合わない担当者に当たる可能性がある点に注意しておこう。
自己責任の意識が必要
IFAから提案を受けられるとは言え、最終的な投資判断は自分で行うことになる。投資成果の責任は自分で負うという覚悟を持って運用を始めよう。
他責思考で投資を始めてしまうと、運用に失敗したときにIFAのせいにしてしまうケースが多い。
自分の責任として振り返らないため投資の判断力が身に付かず、IFAとの関係性も悪化してしまう。
IFAからのアドバイスはあくまでも判断材料とし、最終的な投資の責任は自分で負うという意識で運用を始めよう。
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楽天証券のIFAコースを最大限に活用するためのステップ

IFAコースを利用する場合、基本的にはIFA経由で楽天証券に口座開設を行うことになる。すでにインターネットコースを利用している場合、IFAに相談できるのだろうか。
ここでは、インターネットコースからIFAコースに変更する流れやIFA検索サービス「資産運用ナビ」の特徴について解説していく。
IFAコースに変更する流れ
楽天証券では、2つのコースの併用はできないため、すでにインターネットコースを利用している場合はIFAコースに変更しなければならない。
コースを切り替える流れは以下の通りだ。
- 相談したいIFAを探して面談を申し込む
- IFAと面談を行う
- 面談の内容に納得した場合は書面でコース変更の手続きを行う
基本的には以下のステップでコースを変更できる。インターネットコースに預けている残高も自動でIFAコースに移行する仕組みだ。
詳しい手続きの方法や担当のIFAまたは楽天証券に問い合わせて確認しよう。
「資産運用ナビ」の活用がおすすめ
「先ほど担当するIFAが自分と合わない可能性がある」と解説した。自分に合うIFAを探し、最適な専門家に相談したいという方は「資産運用ナビ」の活用をおすすめする。
「資産運用ナビ」とは、相談先を探す投資家とIFAをマッチングさせるオンラインプラットフォームのことだ。
相談先の希望条件等を専用フォームに入力し、IFAを探せるオンラインサービスとして活用できる。
紹介されたなかに気になるIFAがいれば、そのまま面談を申し込むことも可能だ。
「資産運用ナビ」ではIFAのプロフィールを確認し、経歴や得意分野、保有資格などを把握した上で面談に進める。
また、オンラインでの面談に対応している場合もあるため、面談方法の希望がある場合は事前に確認しておこう。
利用条件や費用の有無はサービスの案内に従って確認し、自分に合った相談先を検討しよう。
IFAに面談を申し込みたい方は楽天証券のIFAコースだけを検討するのではなく、IFA検索サービス「資産運用ナビ」の利用も視野に入れてみてはいかがだろうか。
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楽天証券のIFAコースを上手く活用しよう

楽天証券のIFAコースは、担当IFAに相談しながら取引や資産運用を進められることが特徴だ。
インターネットコースとサービス内容やサポート体制、手数料が異なるため、違いを踏まえてどちらのコースを利用すべきか検討しよう。
IFAコースを利用する際には「長期的な信頼関係を築く」「自己責任の意識を持つ」といったポイントを押さえておくと良い。
また、担当者によって質や提案内容にばらつきがある点にも注意が必要だ。
信頼できるIFAに相談したい方は、IFA検索サービス「資産運用ナビ」の利用も検討しよう。
「資産運用ナビ」では、希望条件に沿ってIFAを探すサポートを行っている。
ぜひこの機会に「資産運用ナビ」を活用し、自分に合った専門家とマッチングしよう。
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楽天証券のIFAコースに関するよくある質問

参考・出典
- 金融庁『金融商品仲介業者登録一覧』(公表日/更新日:2026-01-31)
- 【例外】楽天証券株式会社『金銭・有価証券の預託、記帳及び振替に関する契約のご説明(管理口座コース(預かり資産連動型)用)』(公表日/更新日:日付不明)
- 【例外】楽天証券株式会社『上場有価証券等に関する説明書(IFA手数料一口(コースA)別紙)』(公表日/更新日:日付不明)
- 【例外】楽天証券株式会社『よくあるご質問(IFAサービス)』(公表日/更新日:日付不明)
- 楽天証券株式会社『教育費2000万円をNISAで準備する方法』(公表日/更新日:2025-11-20)

