- あかつき証券のIFAコースを利用するメリットが知りたい
- あかつき証券のIFAコースと自分で取引する場合の違いが知りたい
- あかつき証券のIFAコースが自分に向いているかどうか知りたい
あかつき証券のIFAコースは、提携しているIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談しながら、資産運用を進めたい人向けの利用形態だ。
なお、あかつき証券の公式情報では「IFA口座専用手数料コース」「金融商品仲介業者とお取引されているお客様向け」などの表現が使われている。本記事では、提携IFAを通じて相談・取引する使い方を、便宜上「IFAコース」と表記する。
IFAコースは、投資方針や商品選びを相談できる点が特徴だ。一方で、取引商品や手数料コースによって費用が異なり、投資リスクがなくなるわけではない。
結論として、あかつき証券のIFAコースは「自分だけで投資判断するのが不安で、提携IFAに相談しながら資産運用を進めたい人」に向いている。
ただし、手数料をできるだけ抑えたい人や、商品選びから売買まで自分で完結したい人は、IFAを介さない通常取引や他のネット証券も比較した方がよいだろう。
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あかつき証券のIFAコースとは?相談しながら資産運用できる仕組み
あかつき証券は、資産運用サービスやIFA支援サービスを提供している証券会社だ。公式サイトでも、IFA事業者のためのプラットフォームとして、IFA支援サービスを展開していると案内している。
あかつき証券のIFAコースを理解するには、次の3点を押さえておくと分かりやすい。
- IFAコースは、提携IFAを通じて相談・取引する利用形態である
- IFAは、金融商品仲介業者として有価証券売買の媒介などを行う場合がある
- 相談できるメリットがある一方、商品ごとの手数料や投資リスクは別に確認が必要である
IFAコースの概要|2025年12月末時点で仲介サービス部門の預り資産残高は5,138億円
あかつき証券のIFAコースは、あかつき証券と提携しているIFAに相談しながら、金融商品の取引や資産運用方針を検討できる利用形態だ。
あかつき証券の2026年3月期第3四半期決算説明では、2025年12月末時点の預り資産残高は7,967億円、金融商品仲介サービス部門の預り資産残高は5,138億円とされている。契約外務員数は1,959名と示されており、IFA関連ビジネスは同社の主要な事業領域の一つといえる。
なお、あかつき証券の資料では、2024年4月の組織名称変更に伴い、従来の「IFA部門」は「金融商品仲介サービス部門」と表記されている。本記事では、最新資料に合わせて「金融商品仲介サービス部門」を中心に表記する。
以下の画像は、2025年3月期の業務及び財産の状況に関する説明書に掲載されていた推移資料である。最新の数値は、上記の2026年3月期第3四半期決算説明の情報を参考にしてほしい。
あかつき証券と提携しているIFAに資産運用を相談したい場合は、IFAコースの利用を比較検討するとよい。
IFAの役割とサポート内容
IFAは「Independent Financial Advisor」の略で、独立系ファイナンシャルアドバイザーと呼ばれる。金融商品仲介業者として活動するIFAは、証券会社などの金融商品取引業者の委託を受け、有価証券の売買の媒介などを行う。
IFAに相談する場合は、投資目的、運用期間、資産状況、リスク許容度を伝えたうえで、どの範囲までサポートしてもらえるかを確認することが大切だ。
一般的には、次のような内容を相談できる。
- 保有資産の分析
- 資産配分やポートフォリオの提案
- 相場変動時の見直し相談
- リバランスやアセットアロケーションの考え方
- NISAや退職金運用など、制度・目的に応じた相談
ただし、IFAは投資成果を保証する立場ではない。提案を受けたとしても、最終的な投資判断は自分で行う必要がある。
IFAコースを利用するメリット
IFAコースを利用する主なメリットは、資産運用について継続的に相談できる点だ。
- 自分の目的や資産状況に合わせて相談できる
- 商品や資産配分の提案理由を確認できる
- 相場下落時や運用方針に迷ったときに相談先がある
- 投資信託・株式・債券など複数の商品を比較しながら検討しやすい
投資初心者が一人で商品を選ぶ場合、手数料、リスク、運用方針、売買タイミングをすべて自分で判断する必要がある。IFAに相談すれば、提案の背景やリスクを確認しながら判断できるため、検討材料を増やせる。
また、相場が下落したときに「売るべきか、保有を続けるべきか」と悩む人は多い。相談先があることで、感情だけで売買判断をしにくくなる点もメリットといえる。
ただし、IFAに相談しても損失を避けられるとは限らない。メリットを活かすには、提案内容を鵜呑みにせず、自分でも手数料やリスクを確認する姿勢が必要だ。
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あかつき証券IFAコースの手数料体系|無料になる費用と残る費用を確認
IFAのような専門家に相談しながら資産運用する場合、取引内容や手数料コースに応じて、売買手数料や商品ごとの費用が発生する。
あかつき証券のIFAコースでも、すべての費用が無料になるわけではない。特に確認したい費用は次のとおりだ。
- 国内株式などの売買手数料
- 外国株式・外貨建商品の手数料や為替スプレッド
- 投資信託の購入時手数料
- 残高連動型コースを選ぶ場合の管理手数料
- 投資信託の信託報酬など、商品保有中にかかる費用
あかつき証券の公式ページでは、IFAと取引している顧客向けに「IFA口座専用手数料コース」が案内されている。
| 手数料・費用 | 確認すべきポイント |
|---|---|
| 投資信託手数料無料コース | 国内公募投資信託の買付手数料が無料となるコースがある 一部対象外銘柄があるため、対象商品を確認する |
| NISA成長投資枠向けの投信無料コース | NISA成長投資枠での国内公募投資信託取引を対象とするコースがある 一部対象外銘柄がある |
| 残高連動型管理口座コース | 預り資産残高に対して年率1.1%〜1.925%(税込)の手数料が案内されている |
| 株式などの売買手数料 | 売買手数料表に基づく手数料がかかる 国内株式は約定代金100万円以下で1.265%、最低2,750円(税込) |
| 商品ごとの費用 | 投資信託の信託報酬、信託財産留保額、外国株式の現地費用、為替スプレッドなどは別途確認が必要 |
2025年8月1日には、国内公募投資信託の購入手数料が無料となる「IFA口座専用手数料コース」が開始されている。対象は、全ての国内公募投資信託のお取引対象コースと、NISA成長投資枠での国内公募投資信託のお取引対象コースだ。ただし、一部対象外の銘柄がある。
また、残高連動型管理口座コースを選ぶ場合は、売買のたびに発生する手数料とは別に、預り資産残高に応じた手数料がかかる。売買頻度が高い人には向く場合がある一方、長期保有中心の人では負担が大きく感じられることもある。
「購入時手数料が無料」と「運用コストがゼロ」は同じではない。投資信託には信託報酬などの保有中コストがあり、外国株式や外貨建商品では為替スプレッドや現地費用が発生する場合もある。
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あかつき証券のIFAコースとインターネットコースの違い
あかつき証券のIFAコースを検討するときは、IFAに相談しながら進める場合と、自分で判断して取引する場合の違いを整理しておこう。
なお、「インターネットコース」という呼び方は、比較記事などで使われることがある。一方で、あかつき証券公式サイトでは、商品・サービスごとに名称や取扱範囲が異なるため、ここでは「IFAを介さず、自分で判断して取引・管理する場合」として比較する。
| 比較項目 | IFAコース | 自分で取引する場合 |
|---|---|---|
| サービス内容 | 提携IFAに相談しながら、投資方針や商品を検討する | 商品選びや売買判断を自分で行う |
| サポート体制 | 担当IFAから提案や見直し相談を受けられる | 基本的には自分で情報収集・判断する 必要に応じて証券会社の窓口へ確認する |
| 手数料 | 商品・取引方法・手数料コースにより異なる 相談サポートに伴いコストが高くなる場合がある | IFAを介さない分、コストを抑えられる場合がある ただし取引商品ごとの手数料は発生する |
| 向いている人 | 投資方針や資産配分を相談しながら決めたい人 | 投資知識があり、商品選びや売買を自分で進めたい人 |
| 注意点 | 提案内容・手数料・リスク説明・担当IFAとの相性を確認する必要がある | 誤った判断やリスクの取りすぎも自己責任になりやすい |
IFAコースは、相談しながら進められる点が強みだ。一方で、手数料や取扱商品、提案内容は担当IFAや手数料コースによって異なるため、契約前に確認が必要である。
自分で取引する場合は、コストを抑えやすい一方で、情報収集、商品選定、リスク管理、売買判断を自分で行う必要がある。投資経験がある人や、シンプルな積立投資を自分で続けたい人は、自分で取引する方法も比較候補になる。
国内株式の売買手数料を確認しておく
あかつき証券で国内株式、ETF、REITなどを売買する場合は、売買手数料表に基づく手数料がかかる。主な手数料は次のとおりだ。
| 約定代金 | 委託手数料率(税込) |
|---|---|
| 100万円以下の場合 | 1.265% ※約定代金の1.265%に相当する金額が2,750円に満たない場合は2,750円(税込) ※売却代金が2,750円に満たない場合は売却代金の11% |
| 100万円超300万円以下の場合 | 0.99%+2,750円 |
| 300万円超500万円以下の場合 | 0.825%+7,700円 |
| 500万円超1,000万円以下の場合 | 0.704%+13,750円 |
| 1,000万円超3,000万円以下の場合 | 0.528%+31,350円 |
| 3,000万円超5,000万円以下の場合 | 0.2475%+115,500円 |
| 5,000万円超の場合 | 239,250円以上の額であかつき証券との合意により定められた額 |
手数料は投資成果に直接影響する。売買頻度が高い人ほど、手数料コースや取引方法による差を確認しておきたい。
取扱商品の違いは「商品そのもの」より「相談体制」で見る
あかつき証券では、国内株式、外国株式、投資信託、債券など複数の商品が案内されている。IFAコースと自分で取引する場合で、商品カテゴリが完全に別物になるというより、相談体制や提案の受け方が大きく異なると考えた方が分かりやすい。
ただし、実際に購入できる商品や適用される手数料コースは、取引方法、担当IFA、口座状況によって異なる場合がある。事前に「どの商品を扱えるか」「NISAで使えるか」「手数料はいくらか」を確認しよう。
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あかつき証券のIFAコースが向いている人・向いていない人
IFAコースは便利な相談先になり得るが、すべての投資家に向いているわけではない。相談ニーズ、資産規模、投資経験、コストへの考え方によって向き不向きが分かれる。
IFAコースの利用が向いている人
IFAコースの利用が向いている人の特徴は、次のとおりだ。
- 投資方針や資産配分を専門家に相談しながら決めたい人
- 退職金やまとまった資金の運用で、複数の商品を比較したい人
- 相場下落時や資産配分の見直し時に相談相手がほしい人
- NISA、投資信託、株式、債券などを組み合わせて考えたい人
- 資産運用だけでなく、相続や保険など周辺テーマも相談したい人
特に、まとまった資産を一度に投資するのが不安な人や、保有商品の見直しをしたい人は、IFAに相談することで判断材料を増やしやすい。
ただし、IFAに相談すれば必ず利益が出るわけではない。提案の根拠、手数料、リスク、担当者との相性を確認したうえで利用を判断しよう。
自分で取引する方法が向いている人
一方で、次のような人は、IFAコース以外の方法も比較した方がよい。
- 投資知識があり、自分で商品選定や売買判断ができる人
- 手数料をできるだけ抑えて資産運用したい人
- シンプルなインデックス投資などを自分で継続したい人
- 担当者からの提案より、自分の投資方針を優先したい人
投資経験がある程度あり、手数料を重視する人は、IFAを介さず自分で運用した方が納得しやすい場合もある。
ただし、自分で取引する場合でも、リスクを取りすぎれば大きな損失が出る可能性がある。コストだけでなく、投資判断を自分で継続できるかも考えておこう。
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IFAコースを利用する際のポイントと注意点
あかつき証券のIFAコースは、相談しながら投資を進めたい人にとって有力な選択肢になる。ただし、利用前に確認すべき注意点もある。
- 手数料が自分で取引する場合より高くなる可能性がある
- IFAの提案内容や説明の分かりやすさには差がある
- 投資判断の最終責任は自分にある
- 金融商品仲介業者や営業員に現金を預けてはいけない
手数料が高めになる可能性がある
IFAコースを利用する場合、相談や提案を受けられる分、自分で取引する場合よりコストが高くなる可能性がある。
特に、残高連動型の手数料コースを選ぶ場合は、売買の有無にかかわらず預り資産残高に応じた手数料が発生する。長期的に見て、その費用に見合う相談・提案・フォローを受けられるかを確認しよう。
面談時には「この商品を買うと、購入時・保有中・売却時にいくらかかるか」を具体的に聞くことが重要だ。
IFAの質や提案内容にはばらつきがある
IFAによって、得意分野、提案スタイル、連絡頻度、商品知識は異なる。担当者との相性が合わなければ、長期で相談し続けるのは難しい。
初回相談では、次の点を確認しておこう。
- なぜその商品や配分を提案するのか
- 手数料や信託報酬を具体的に説明してくれるか
- 相場下落時にどのようにフォローしてくれるか
- 担当者が変更になった場合の対応はどうなるか
- 自分の投資目的やリスク許容度を丁寧に確認してくれるか
複数のIFAに相談すると、提案内容や費用感、説明の分かりやすさを比較しやすくなる。
自己責任の意識が必要
IFAから提案を受けても、最終的に投資するかどうかを決めるのは自分自身だ。
金融商品には価格変動リスク、信用リスク、為替リスクなどがあり、元本保証ではない。資産運用で「絶対に利益が出る」という保証はない。
提案を受けたときは、期待できるリターンだけでなく、どのような場合に損失が出るか、どの程度の値下がりまで許容できるかを確認しよう。
金融商品仲介業者や営業員に現金を預けない
あかつき証券は、金融商品仲介業者経由の取引を含め、現金での入金・出金・預かりを原則行っていないと案内している。
また、金融商品仲介業者の営業員は、顧客の現金や有価証券を預かることが法律上できない。営業員個人の口座へ資金を振り込むよう求められた場合や、正式な取引口座に記録されない取引を勧められた場合は、絶対に応じてはいけない。
取引後は、取引報告書や残高報告書で内容を確認し、不審な点があればあかつき証券へ直接問い合わせよう。
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あかつき証券のIFAコースを活用するためのステップ
あかつき証券のIFAコースを検討する場合は、いきなり口座や手数料コースを決めるのではなく、次の順番で確認すると失敗しにくい。
IFAコースを利用するまでの流れ
基本的な流れは次のとおりだ。
- あかつき証券の提携IFA事業者一覧などで相談先を探す
- IFAに問い合わせ、面談日程を調整する
- 資産状況・投資目的・リスク許容度を伝える
- 提案内容、商品、手数料、リスクを確認する
- 納得できる場合に、口座開設や手数料コースの手続きへ進む
- 取引後は定期的に運用状況を確認し、必要に応じて見直す
あかつき証券のIFA支援サービスサイトでは、提携IFA事業者一覧が公開されている。住所や会社情報を確認し、自分の相談テーマに合いそうなIFAを探すとよい。
面談では、担当IFAの説明が分かりやすいか、費用を具体的に説明してくれるか、リスクを過小評価していないかを確認しよう。
提案に納得できない場合は、その場で契約する必要はない。複数のIFAや証券会社を比較し、自分に合う相談先を選ぶことが大切だ。
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あかつき証券のIFAコースは相談しながら資産運用したい人向け
本記事では、あかつき証券のIFAコースについて、サービス内容、手数料、通常取引との違い、向いている人、注意点を解説した。
あかつき証券は、IFA支援サービスに力を入れており、2025年12月末時点で金融商品仲介サービス部門の預り資産残高は5,138億円、契約外務員数は1,959名と示されている。
IFAコースのメリットは、資産運用について相談しながら判断できることだ。一方で、商品ごとの手数料、残高連動型手数料、信託報酬、外国株式や外貨建商品のコストなどは必ず確認する必要がある。
投資方針に迷っている人や、まとまった資金をどう運用するか相談したい人にとって、あかつき証券のIFAコースは比較候補になる。ただし、手数料を抑えたい人や自分で商品選びを完結したい人は、他の方法も比較しよう。
自分に合ったIFAに出会いたい人は、まず以下ボタンから無料診断を受けてみよう。
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あかつき証券のIFAに関するQ&A
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出典
あかつき証券株式会社「2026年3月期 第3四半期 決算説明」
あかつき証券株式会社「開示情報」
あかつき証券株式会社「私たちの想い|IFAクラウド」
あかつき証券株式会社「提携IFA事業者一覧|IFAクラウド」
あかつき証券株式会社「IFA口座専用手数料コース」
あかつき証券株式会社「『IFA口座専用手数料コース』開始のお知らせ」(公開日:2025年8月1日)
あかつき証券株式会社「手数料・その他費用」
あかつき証券株式会社「売買手数料表(税込)」(改定日:2019年10月)
あかつき証券株式会社「当社および金融商品仲介業者との取引にあたってご留意いただきたい事項」
日本証券業協会「金融商品仲介業者」

